あめみや歯科医院 DENTAL NEWS 8月号
2025/08/01

夏の花といえば、「ひまわり」。
その名のとおり、太陽の動きを追うように花の向きを変える姿から、「日回り(ひまわり)」と名付けられたといわれています。
英語では「sunflower(太陽の花)」と呼ばれ、明るさや元気の象徴として世界中で親しまれていますね。
実はこのひまわり、ギリシャ神話にも登場します。水の精クリュティエは、太陽神アポロンに恋をします。
しかしアポロンは別の女神を愛しており、彼女の想いは届きません。失恋したクリュティエは悲しみに暮れ、地上からアポロンが太陽の馬車で空を駆けていく姿を、毎日見つめ続けました。
やがて彼女の足は地面に根を張り、太陽を見つめる花、ひまわりへと姿を変えたと伝えられています。
まっすぐに太陽を見上げて育つひまわり。その姿は、お口の健康にも通じるものがあります。
正しいセルフケアと、歯科医院での定期的なチェックを積み重ねることで、未来の笑顔を守ります。
ひまわりのように、お口も健康な方向へまっすぐ育てていきましょう!
セラミックは歯科の花形素材
「セラミック」とは、陶器のように高温で焼き固めた人工素材です。
天然の歯に近い色合いや透明感を再現できるのが最大の特徴で、また、表面がなめらかで汚れがつきにくいため、虫歯や歯周病のリスクも抑えられるという利点もあります。
見た目の美しさ、身体へのやさしさ、そして高い耐久性。そのすべてを兼ね備えた「セラミック」は、今や歯科治療の中心的な素材として世界中で注目されています。
歴史とともに進化してきた「白い歯」
歯科におけるセラミックの歴史は古く、1838年にはすでに人工歯として使用が始まりました。
しかし当時は硬くて脆く、実用化は限定的でした。その後1950年代、金属フレームにセラミックを焼きつけた「メタルボンド冠」が登場。
強度と見た目を両立させた画期的な治療法として、現在でも多くの治療で使われています。
しかし、金属が光を遮るため、自然な透明感には限界があるという課題も残っていました。
1990年代以降、技術の進化により、セラミックをコンピュータで精密に削り出すことが可能に。
これにより、金属を使わず高い強度と美しさを両立した「オールセラミック冠」が実用的となりました。
素材も進化し、ジルコニア・e-maxなど様々な種類が登場しています。
セラミックのメリット・デメリット
メリット
自然な白さと透明感で美しい見た目に
汚れがつきにくく清潔、虫歯・歯周病予防にも
金属アレルギーの心配がない(オールセラミックの場合)
高精度な技工仕上げでぴったりフィットする
適切に使えば長期間使える高い耐久性
デメリット
保険適用外のため費用が高め(素材・部位による)
強い衝撃が加わると、まれに欠けることがある
精密な技術が必要なため、歯科医院選びも重要
歯は何度も治療できません。あなたはどの治療を選びますか?

虫歯や銀歯の下に虫歯ができてしまったとき、治療には「保険治療」と「自費治療」の選択肢があります。
「とりあえず保険で治して、また悪くなったら治療すればいい」と思われるかもしれませんが、歯は削るたびに弱っていきます
。同じ歯を3回も治療すれば、神経を取らざるを得なくなることが多く、その結果、歯を失ってしまうことも。
最近は、保険でも「白い歯」が選べるようになりました(プラスチック+セラミックの混合素材)。しかしやわらかいために健康な歯を大きく削る必要があり、強い力がかかると外れたり、割れたりすることがあります。
当院では、こうしたリスクを減らし、見た目も美しく長持ちする「セラミック治療」をおすすめしています。
初期費用はかかりますが、再治療が少なく済むため、長い目で見れば治療費を抑えられることもあります。
銀歯を1本ずつセラミックに替えることも可能です。ぜひお気軽にご相談ください。


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